スマート農業への期待を背負い ~ 環境制御ハウスの開所式を行いました

ページ番号2004505  更新日 令和4年1月27日

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 県北農業研究所では、「環境制御ハウス」の開所式を軽米町長をはじめ地元の県議会議員、県農林水産部長、県北広域振興局長等、農業関係者約40名の出席を得て令和3年6月15日に行いました。

 この施設は、北いわて地域におけるスマート農業技術の導入を推進するため、令和2年度事業で整備しました。施設の概要は、軒高4.5メートルの軽量鉄骨ハウスに県内企業が製造・開発しているチップボイラーやヒートポンプを装備しているほか、岩手農研が共同開発した光合成促進機(炭酸ガス発生機)や複合環境制御盤・FARMATE(ファーメイト)を導入しています。これらにより、ハウス内の温度、湿度、炭酸ガス濃度、日射量等を植物の生育に最適な条件に、きめ細かく制御することができます。

 式典後は、ハウス内の機械・装置やきゅうりの栽培試験状況を出席者に見学していただき、環境制御技術への大きな期待が寄せられました。北いわてに適した環境制御技術の開発・実証と普及に向けて、思いを新たにし取り組んでいきます。

  • テープカットの様子の写真

    軽米町長、農林水産部長らによるテープカット

  • きゅうりの栽培試験状況を説明中の写真

    きゅうりの栽培試験状況を説明

(県北農業研究所 次長兼園芸研究室長 川戸 善徳)

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