醸造用ぶどうを核とした産学官連携に向けて

ページ番号2004456  更新日 令和4年1月24日

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 令和3年12月1日、いわて産学連携推進協議会が主催する「リエゾン-I マッチングフェア」へ当研究室員が参加し、「ワイン品質に優れ本県でも栽培容易な醸造用ぶどう品種の選抜」と題して発表しました。本フェアは、平成18年から研究機関のシーズと県内企業等のニーズとのマッチングを目的に開催されており、今回はオンラインも合わせて約100名の参加がありました。

 当研究室からは、赤ワイン用の「アルモノワール」と白ワイン用の「モンドブリエ」について、研究成果を基にその栽培特性やワイン品質などを紹介しました。これをきっかけに、「岩手ならでは」の特徴的で高品質なワイン生産と、飲食・観光も合わせた地域活性化への取組に繋がることを期待しております。

 現在、県では、「いわてワインヒルズ推進事業」により、醸造用ぶどう並びにワインの振興に取り組んでおります。当研究室でも、生産者の所得とワイナリーの原料確保のため、特にも生産安定に向け、引き続き研究を進めてまいります。

マッチングフェアでの発表の様子の写真
マッチングフェアでの発表
(令和3年12月1日 岩手大学産学官連携研究センター)

(園芸技術研究部果樹研究室 果樹研究室長 石川 勝規)

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