将来の農業の担い手が県北農業研究所で研究業務を体験

　県北農業研究所では、令和3年も軽米町立軽米中学校の職場体験を受け入れました。軽米中学校では、2年生が町内の事業所で職場体験する学習プログラムがあります。本年は将来農業に関わる仕事に就きたいという2名の生徒が9月28日から30日の3日間、試験研究業務を体験しました。

　体験した業務については、収穫期を迎えた水稲や雑穀の収量調査（坪刈り作業）をはじめ、ハウス栽培きゅうりやキャベツの収量調査や栽培管理など多岐にわたりました。生徒からは「坪刈り、中でも刈り取った稲束を結ぶ作業が難しかった」「あわの収穫方法が興味深かった」「キャベツを切るのが想像以上に力が必要で驚いた」などの感想が寄せられました。

　今回の体験を通じて、北いわて地域の農業の担い手として、あるいは試験研究機関で働きたいと思ってくれたら幸いです。大変おつかれさまでした！

（県北農業研究所　次長兼園芸研究室長　川戸 善徳）