県内各地で拡大中! ~ イブキジャコウソウで法面保護&省力管理
イブキジャコウソウは、爽やかな芳香があるシソ科の多年草で、草丈10~20センチ程度で地表を這うように伸長して法面を被覆します。イブキジャコウソウをグランドカバープランツとして植栽し、法面管理を省力・軽労化する取組が県内外で広がってきています。
岩手県内の取組事例では、「多面的機能支払交付金」や「中山間地域等直接支払制度」を活用し、地域の組織的な活動の中で実施する場合が多くみられます。
水田利用研究室では、公益財団法人岩手県農産物改良種苗センターと共同で、県内各地に実証展示圃を設置し、この技術の普及拡大を推進しています。
以下の写真は、令和元年6月25日に雫石町長山地区の多面的機能支払交付金の活動組織が、地域の法面100平米にイブキジャコウソウの苗600株を定植している様子です。この組織では、今秋にもイブキジャコウソウを定植する予定です。
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定植作業の様子(1)
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定植作業の様子(2)
(生産基盤研究部水田利用研究室 主任専門研究員 及川 光史)
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