栽培と増殖のポイントを掴んで安定生産! ~ 四季成り性いちご品種「なつあかり」栽培セミナーを開催

ページ番号2004641  更新日 令和4年2月8日

印刷大きな文字で印刷

 陸前高田市にある南部園芸研究室では、四季成り性いちご「なつあかり」を用いた長期どり栽培の普及に取り組んでいます。その取り組みの一環として、令和元年8月7日に「四季成り性いちご品種『なつあかり』栽培セミナー」を開催し、県内外から生産者や種苗会社、普及指導員等20名が参加しました。

 セミナーでは、「なつあかり」の特性を十分に発揮させるための栽培技術や、一般にランナーの発生数が少ないと言われている「なつあかり」の苗増殖のポイントについて講師から説明があり、参加者は熱心にメモを取っていました。参加者からは「子苗の越冬方法はどうしたらよいか」「草勢維持への暗期中断の効果はあるか」といった質問が出され、それぞれが理解を深めたようでした。

 今後も陸前高田市や雫石町に設置した展示圃や、「なつあかり」生産者の圃場巡回指導等を通じ、普及センター等関係機関と協働し、長期どり栽培の普及に取り組んでいきます。

セミナーの様子の写真
セミナーの様子

(園芸技術研究部南部園芸研究室 専門研究員 鈴木 朋代)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 園芸技術研究部 南部園芸研究室
〒029-2206 岩手県陸前高田市米崎町字川崎238-4
電話番号:0192-55-3733 ファクス番号:0192-55-2093
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。