吉津祐貴専門研究員が「日本育種学会優秀発表賞」を受賞しました!
平成31年3月15~17日にかけて開催された「日本育種学会第135回講演会」にて、当研究所作物研究室の吉津祐貴(よしつ ゆうき)専門研究員が「日本育種学会優秀発表賞」を受賞しました。
日本育種学会では、年2回開催される講演会において若手の研究者の奨励を目的に優れた発表に対して「優秀発表賞」を授与しています。岩手県農業研究センターの職員としては、平成24年以来7年ぶりの受賞となりました。
公益財団法人岩手生物工学研究センターとの共同研究による「QTL-seq解析によるアワ(Setaria italica)の草丈に関与する遺伝子領域の同定」という演題名で、アワの草丈に関係する遺伝子を見つけ出し、実際の品種改良に利用していることを発表したものです。
吉津専門研究員は、「この研究成果を活用し、将来的には岩手県オリジナルの短稈・多収なアワ品種を育成することで、アワの生産拡大や雑穀産地の活性化に努めていきたい」と力強く語ってくれました。
吉津専門研究員は、令和元年で採用2年目の若手研究員ですが、これまでの研究室内で取り組んできた研究内容について発表、受賞したものであり、一同大変喜ばしく感じています。吉津専門研究員の研究分野での益々の活躍が期待されます。
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日本育種学会優秀発表賞の賞状
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受賞した吉津祐貴専門研究員
(県北農業研究所作物研究室 専門研究員 下川原 智)
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