令和初!「全場田植え」を行いました

ページ番号2004650  更新日 令和4年2月8日

印刷大きな文字で印刷

 岩手県農業研究センターでは、毎年5月下旬に全場あげての田植えが行われます。「令和」に改元された令和元年も、恒例の「全場田植え」が実施されました。

 5月23日は57名、5月29日は62名、合計119名が参加しました。日頃から密接に研究連携している公益財団法人岩手生物工学研究センターからも多数の御参加をいただきました。29日は一時雨に降られましたが、参加者は「雨ニモ負ケズ」和やかに会話を楽しみながら田植えを行いました。

 植え付けた苗は、人工交配から数えて4世代目から6世代目の稲です。個体毎や1列毎に遺伝的特性が異なるため、混じりがないように、苗を1本ずつ丁寧に植え付けました。今後、秋にかけて生育状況や熟期などにより選抜を行っていきます。

 休憩時間には、「金色の風」や「銀河のしずく」の他、低アミロース米品種「きらほ」や開発途中の系統で作ったおにぎりを参加者全員で味わいました。これらの品種に続く、特性に優れた新品種が育成できるように頑張っていきます。

  • 田んぼの畔に一列に整列する職員の写真

    新元号初の田植えに「イザ、かかれ!」

  • 移植作業の様子の写真

    移植作業の様子

(生産基盤研究部作物育種研究室 室長 仲條 眞介)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 生産基盤研究部 作物育種研究室
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4414 ファクス番号:0197-71-1081
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。