良い子牛、子馬生産は適切な放牧管理から ~ 牛馬の寄託放牧事業の様子をご紹介します
外山畜産研究室では、毎年農家の牛馬を預かる寄託放牧事業を行っています。
令和元年は、馬を5月14日に放牧しました。この日は晴天に恵まれ、放牧地に放たれた馬はすぐに走り回り、解放感に浸っているようでした。
また、牛は5月21日に放牧しました。この日は土砂降りであったため、親牛と子牛の体重測定のみを行った後、山のふもとの草地に放牧しました。雨降りで延期した殺ダニ剤の塗布作業は5月23日に行い、作業後に山の上まで牛を追っていき、青々と牧草が生い茂る草地に放牧しました。
今後は、外山畜産研究室の職員が毎日放牧された牛馬を見守るとともに、毎月1回行う衛生検査を通じて、適切に放牧管理を行います。そして秋の短角牛市場では高値で取引されるように農家とともに努めます。

令和元年5月14日撮影
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牛の体重測定の様子
令和元年5月21日撮影 -
牛の様子を見守る看視員
令和元年5月23日撮影
(畜産研究所外山畜産研究室 主任専門研究員 佐々木 康仁)
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