「いわてワイン生産アカデミー醸造用ぶどう栽培技術フォローアップ講座」が開講されました

　岩手県では、平成29年度から「いわてワインヒルズ推進事業（担当課：農林水産部農産園芸課）」により、醸造用ぶどうの生産拡大や新規ワイナリーの育成等に取り組んでいます。

　その一環として、県内での新規ワイナリー開業希望者を対象とした「いわてワイン生産アカデミー」の修了生等を中心に、醸造用ぶどう栽培に必要な知識・技能の習得のための「醸造用ぶどう栽培技術フォローアップ講座」を開催しています。

　平成31年4月17日、農業研究センター・本部（北上市）を会場として、第1回講座が開催されました。開講式の後、果樹研究室長より苗木の植栽方法等についての講義を行い、基礎的な知識を習得しました。その後、ぶどう圃場に移動し、受講者による苗木の植栽実習を行いました。当日は気温が高く体力を使う作業でしたが、好天にも恵まれ、受講者は熱心に植栽のポイントを習得していました。

　本講座は、主要な栽培管理技術について、翌年2月まで計8回開催する予定です。当センターでは、引き続き受講者の醸造用ぶどうの栽培技術習得を支援していく予定です。

（園芸技術研究部果樹研究室　主査専門研究員　大野 浩）