黒毛和種肥育牛の飼料費削減~トウモロコシサイレージ長期給与による肥育技術の開発~

ページ番号2012983  更新日 令和8年9月15日

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 畜産研究所では、配合飼料価格の高止まりや素牛価格の高騰を背景に、黒毛和種肥育牛にトウモロコシサイレージ(CS)を長期給与した場合の血中ビタミンA(VA)濃度、枝肉成績及び飼料費削減効果を検証する肥育試験に取り組んでいます。

 本試験では、肥育牛12頭を3区(各4頭)に分け、肥育全期間を通して配合飼料を給与する対照区、肥育前期にCSを飽食給与(現物約16kg/日)し、肥育中期に配合飼料に加えCSを10kg/日給与する多給区、同様にCSを5kg/日給与する制限区を設け、いずれの区も、肥育後期は配合飼料のみを給与し、27か月齢まで肥育しました。

 その結果、多給区では、肥育中期の血中VA濃度が対照区より高く推移したものの、平均枝肉重量532kg、BMSナンバー9.8と、対照区と同等以上の枝肉成績が得られました。また、多給区の飼料費は、対照区と比較して約11万円削減されました(配合飼料単価:91円/kg(税込)で試算)。

 現在は、同一種雄牛産子を用いた第2回目の試験を実施しています。なお、当研究所ではCSロールの供給も可能ですので、導入を検討の際はぜひお問い合わせください。 

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図1 採食風景(CS10キログラム給与区)
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図2 肥育中期にCS10kg/日給与した枝肉

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