岩手大学大学院で特別講義 気候変動に対応した病害対策を紹介

ページ番号2012959  更新日 令和8年9月7日

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 岩手県病害虫防除所の猫塚次長は、岩手大学大学院総合科学研究科農学専攻の「植物生命科学特別講義」の招へい講師として、令和8年8月24日から26日までの3日間、100分×7コマの講義を担当しました。本講義は、同大学農学部植物病理学教室の磯貝雅道教授からの依頼により実施されたものです。

 講義では、「岩手県における植物保護の実際」をテーマに、水稲、りんご、りんどうなど県内の主要農作物に発生する病害を取り上げ、その原因や診断方法、防除技術の開発事例を紹介しました。また、植物病理学の知識が、病害虫防除所や農業研究センターにおいて、どのように農業現場の課題解決に活用されているのかを解説しました。

 近年は、春の気温上昇や夏の高温・多雨などの気候変動により、病害の発生時期や発生量が変化し、従来の防除方法の見直しが必要となっています。このため、これまで蓄積してきた病害虫調査結果や気象データを活用し、病気の発生予測や効果的な防除対策の検討を進めている取組について紹介しました。

 本講義には大学院生13名が参加し、受講生からは「気候変動によって病害の発生時期や防除方法が変化していることを理解できた」「過去の調査データを活用した病害の発生予測が、農業現場の課題解決に役立っていることが印象的だった」といった感想が寄せられました。今回の講義が、農業を支える研究や技術開発への理解を深めるとともに、本県の農業技術者を志す契機となることを期待しています。

 

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大学院生13名が3日間(計約12時間)の
特別講義を受講
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講義後、学生からの質問に答える猫塚次長

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