日本短角種肥育牛の低コスト生産を目指して ~配合飼料を節減する試験の紹介~

ページ番号2012949  更新日 令和8年9月1日

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 配合飼料*を中心に牛を育てて販売する肥育経営では、配合飼料の価格が利益に大きく影響します。近年は配合飼料価格の高止まりが続いており、大きな問題となっています。

 日本短角種の肥育牛でも、飼料費の低減が課題となっています。一般的な配合飼料に元々含まれている「ふすま(小麦の外皮)」は、タンパク質が豊富で、配合飼料よりも安価なため、配合飼料の代わりに利用できれば飼料費の低減に有効と考えられます。

 そこで、配合飼料の一部をふすまで置き替え、日本短角種の発育と産肉成績を維持しながら、飼料費を低減する試験に取り組みました。

 肥育を開始する8か月齢から18か月齢(肥育中期)まで、配合飼料の約半分をふすまに代替給与した結果、一般的な肥育方法と同等の肉量や肉質を得ることができました(写真1、2)。

 これらの試験結果は、今年度の研究成果として取りまとめていきます。

 

 *主にトウモロコシ、大麦、大豆粕などの輸入穀物を飼料工場で混合して作られる飼料

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写真1 通常の肥育方法の枝肉
(R7.3.13 株式会社いわちく)
3
写真2 配合飼料の一部をふすまで置き替え
た枝肉 (R8.4.9 株式会社いわちく)

(畜産研究所 家畜育種研究室 主任獣医師 昆野 勝)

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