施設きゅうり摘心栽培における生育予測に基づく栽培管理法導入マニュアルと支援ツールを公開しました。
摘心栽培のきゅうりは、環境の変化や着果負担の影響で「草勢の強弱」と「栄養成長と生殖成長のバランス」が短期間で大きく変化し、収量が安定しにくいことが課題となっています。そこで、本研究室では、生育調査の数値を入力すると、24~32日後の生育傾向の予測と施設内気温の推定に基づいて、最大32日後までの栽培管理内容と2週間後までのDIF(昼夜温度差)管理の目標気温が提示できる栽培管理支援ツールを開発し、マニュアルとともに5月に公開しました。
令和7年度の場内試験では、本ツールを使用し栽培管理を行った試験区と従来の栽培管理を行った対照区を比較したところ、試験区では生育が安定することにより、流れ果数が50%減少、可販収量が6~9%増加しました。詳細は、本センターHP(令和7年度研究成果及びマニュアル)をご覧ください。なお、ツールを使用するには、使用申請書の提出が必要です。
現在、農業普及技術課農業革新支援担当県北研駐在を中心に、二戸管内の現地農家にご協力をいただきながら、本ツールの導入効果について生育面・収量面から検証しています。
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した実証ほの栽培状況(6月9日撮影)
(県北農業研究所 果樹・野菜研究室 主任専門研究員 中村 太紀)
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