夏の暑さを味方に!自給飼料の増産へ ~ 飼料用トウモロコシ中晩生品種の比較試験を開始しました ~
近年、夏の暑さが一段と厳しくなり、岩手県では飼料用トウモロコシの生育期間中の有効積算気温が、過去30年の平均より約200℃以上高くなっています。
畜産研究所では、このような気候条件の変化を生かし、本県の気候により適した中晩生品種の飼料用トウモロコシについて、収量や品質などを比較する試験研究に取り組んでいます。今年度は、飼料用トウモロコシ13品種・39区画の試験区を設け、5月14日に播種を行いました。当日は、家畜飼養・飼料研究室のほか、所長、次長、総務課職員など多くの職員が協力して作業にあたりました。今後は、生育状況や子実の熟期などの結果について、随時、生産者の皆様へ情報提供していく予定です。
国際情勢の変化などにより飼料価格が高止まりしている中、本県の強みである豊富な飼料生産基盤を最大限に活用し、気候条件の変化に対応した自給飼料を安定して生産していくことが求められています。畜産研究所では、こうした生産者の皆様のニーズに応えるため、自給飼料の増産に貢献できる研究に今後も継続して取り組んでいきます。
(畜産研究所家畜飼養・飼料研究室長 増田 隆晴)
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