令和7年度ホップ栽培暦検討会が開催されました

ページ番号2011349  更新日 令和7年2月7日

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 令和7年1月30日、花巻市内にて、岩手県ホップ栽培暦検討会が開催されました。当日には、県内のホップ農業協同組合や各ビールメーカーの関係者18名が出席しました。

 岩手県は、ビールの原料であるホップの生産が日本一の産地であり、岩手県農業研究センターはホップに関連した試験研究を行っている数少ない機関です。会議では、各ホップ農業協同組合等から生産実績の報告が行われ、病害虫防除を中心とした栽培暦の検討が行われました。さらに、当センターの研究員から殺ダニ剤および除草剤の試験結果について報告しました。

 ホップはべと病、うどんこ病、ハダニなどの病害虫が発生することが多い一方、使用できる農薬が少なく対策が困難な状況にあります。当センターでは現地の要望を取り入れ、これまでにも農薬登録に向けた試験を実施してきており、今回の試験結果もその一環です。

 今後も、当センターは本県の特徴ある農作物に対する農業技術の開発に取り組んで参ります。

説明する岩舘上席専研と八桁技師の写真
説明する当センター岩舘上席専門研究員(左)と八桁技師(右)

(生産環境研究部病理昆虫研究室 病理昆虫研究室長 加藤 真城)

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