沖縄県での2期作目の稲の選抜を実施しました

ページ番号2011211  更新日 令和6年12月5日

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 作物育種研究室では、沖縄県農業研究センター名護支所と共同で品種育成を進めており、7月の1期作での選抜に続き、11月18~22日に2期作での選抜を行ってきました。

 2期作目は、1期作で選抜された稲を中心に栽培していますが、「今年の10月は雨が多く暖かかったため、病気や虫害の発生が多く、圃場も乾かなかった」と、名護支所の研究員から説明がありました。実際に選抜しようとした稲も、多数が倒伏した状態でした。

 11月の岩手県と沖縄県との気温差は約20℃あり、作業は半袖で行いました。岩手では見かけないようなカメムシやハブにも遭遇し、刺激的な選抜作業となりました。

 選抜した稲は名護支所で乾かした後、前回と同様に岩手県農業研究センターに送られ、品質などを確かめて、翌年度の1期作用として2月の種まきに間に合うよう、名護支所に新たな種子を送付します。

  • 試長雨で倒伏した稲の写真

    長雨で倒伏した稲

  • 捕獲されたハブの写真

    捕獲されたハブ

(生産基盤研究部作物育種研究室 首席専門研究員兼室長 渡邊 麻由子)

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