夏秋いちご「夏のしずく」は現在も収穫が続いています!
南部園芸研究室(陸前高田市)では、四季成り性のいちご新品種「夏のしずく」(登録出願中)を用い、夏秋どり栽培における安定生産技術の開発を行っています。
10月に入り、やっと秋らしい気候になりましたが、研究室のハウス内ではまだまだ真っ赤ないちごが実っており、収穫調査が続いています。暑さが厳しい時期は小さい果実が多かったところですが、現在は株の勢いも回復し、比較的大きな果実が採れています。
試験では、「夏のしずく」の収量ポテンシャルを引き出すための最適な栽植距離や、摘花による収量の違いなどを調査しており、本年度が最終年であることから、今後、結果をまとめ公表していく予定です。
なお本研究は、生物系特定産業技術研究支援センター委託事業「戦略的スマート農業技術等の開発・改良/いちごの輸出拡大を図るための大規模安定生産技術の開発」により実施しています。
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収穫作業の様子
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赤い果実が実っています
(園芸技術研究部南部園芸研究室 南部園芸研究室長 佐藤 敬)
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