飼料用トウモロコシ品種特性試験の収量調査を行いました!withインターン生
畜産研究所では、岩手県の飼料用トウモロコシの奨励・推奨品種を選定するため、市販品種の特性比較試験を行っています。令和6年度の収量調査は、9月18日に県内の大学や高校インターン生7名が加わり、人海戦術での調査を実施しました。
収量調査は、飼料用トウモロコシを収穫し、収量や乾物率、稈長等の生育特性を調査します。本年の夏も猛暑が続いたことからトウモロコシの生育は旺盛なものとなり、刈り取った20本ものトウモロコシを運ぶのは一苦労なため、若きインターン生は大活躍でした!この体験が、岩手の畜産への関心や、進路選択のきっかけになれば嬉しいです。
本年の試験では、令和5年度に県の推奨品種候補としたスノーデント118R(SH5702)の、子実割合が多く、収量性に優れることが改めて確認されています。当研究所は、近年の気候変動が大きいなかでも多収で安定した品種を奨励・推奨品種候補として提案していきますので、ぜひ活用を御検討ください。
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試験の説明を受ける学生たち
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トウモロコシの重量測定
(畜産研究所家畜飼養・飼料研究室 技師 渡邉 すみれ)
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