品種育成と栽培技術確立のスピードアップを目指した研究事業の検討会を開催

ページ番号2005222  更新日 令和4年5月27日

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 技術部作物研究室では、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「ゲノム育種により有用形質を集積した水稲品種の低コスト生産技術の確立と適地拡大」を代表機関として実施しています。この研究では、人工交配(かけあわせ)とDNAマーカー選抜(遺伝子診断のようなもの)を1年間に何回も繰り返すことで複数の優れた特性を一つの水稲品種に迅速に集めること、育成品種を直ちに試験栽培して特性を把握し、栽培技術を確立することを目指しています。

 平成29年1月18~19日に、当センターおよび公益財団法人岩手生物工学研究センターを会場に研究推進会議を開催しました。共同研究機関である青森県産業技術センター農林総合研究所、福島県農業総合センター、沖縄県農業研究センター石垣支所、岩手大学、岩手生物工学研究センターおよび中央農業改良普及センターの研究代表者とともに、本年度の研究成果と翌年度の計画を検討しました。

 研究アドバイザーや事業の進行管理をするプロジェクトオフィサーの先生方の御助言をいただきながら、最終年度に向けた議論が熱心に行われました。

  • 食味検討の様子の写真

    供試品種の食味を検討する参加者
    撮影:平成29年1月19日

  • 最新のDNA解析機器を見学中の写真

    岩手生物工学研究センターの最新のDNA解析機器を見学

(技術部作物研究室 上席専門研究員 仲條 眞介)

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