AI人材育成講座(初級編)を開催しました
様々な産業分野で利活用が進んでいるAIについて理解を深めるため、AIとは何か、何ができるのかを学ぶ講座を開催しました。
近年の技術発展に伴い、人工知能(AI)はより実用的かつ利用しやすい技術となり、様々な産業分野での利活用が進みつつあります。
このことから、県では、AIの利活用による産業振興を図るため、AIに興味のある学生等をはじめ、企業での経営戦略立案者のほか、産業支援機関・行政機関において、AI利活用に係る取組を企画・推進する方々を対象に、AIに関する基礎知識や活用方法について、オンラインで学ぶ講座を開催することといたしました。
この講座では、深層学習(ディープラーニング)を使った画像認識AIの作り方と使い方を体験しながら、AIとは何か、何ができるのか等の基礎的な内容を学びます。
AI技術の特徴を知ることにより、生産現場に導入されている画像認識AIのほか、AIを使ったデータ分析による需要予測や在庫最適化など、実際に活用されているAIの仕組みについて理解を深めることができます。
AIに興味をお持ちの方はどなたでも参加できます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
1 講座スケジュール
深層学習を中心に、AIとは何か、何ができるのかを、演習を交えて学びます。
(1)第1回 10月1日(土曜)13時00分~17時00分 オンライン(Zoom)
主なテーマ:AI活用に係る基礎
時間 |
内容 |
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13時00分-13時10分 | 開会・挨拶 |
13時10分-17時00分 |
1 講座の概要説明 2 プログラミングの基礎 3 便利なライブラリの紹介 4 ライブラリの詳しい使い方(回帰問題を例に) |
(2)第2回 10月8日(土曜)13時00分~17時00分 オンライン(Zoom)
主なテーマ:画像処理、深層学習(ディープラーニング)
時間 |
内容 |
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13時00分-17時00分 |
5 画像処理の基本 6 ディープラーニング入門(1) 手書き数字を認識できるAIを作る 手書き数字認識AIを別の方法で作る |
(3)第3回 10月15日(土曜)13時00分~17時00分 オンライン(Zoom)
主なテーマ:AI作成演習・活用事例紹介
時間 |
内容 |
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13時00分-17時00分 |
7 ディープラーニング入門(2) イヌとネコを見分けられるAIを作る イヌとネコを見分けられるAIの改善(演習) データ拡張のためのテクニック、学習済モデルの利用方法の紹介 8 AIの活用方法 9 機械学習による人物検知の開発事例 可視光カメラと遠赤外線カメラの活用 10 AIを活用した自律走行ロボットの開発事例 YOLOとROSの連携 11 県内企業のAI活用事例 |
注1 講座詳細は現在調整中であり、変更することもあります。
注2 全3回のうち、希望する回のみ受講することも可能です。
2 対象
・高専生・大学生(文系・理系は問わず)、研究機関・大学等の教職員
・企業・団体等において経営戦略立案に携わる方
・産業支援機関・行政機関等において産業施策立案に携わる方
・AIに興味のある方 等
留意事項
本講座は、Google Colablatoryを活用して実施するため、Gメールアカウントを取得していただく必要があります。
また、本講座の受講にあたっては、プログラミングスキルを必要とするものではありませんが、Google Driveでのファイル編集作業がご自分でできるなど、一般的なパソコン操作スキルが必要となります。
3 定員
150名(先着順)
4 講師
一関工業高等専門学校 未来創造工学科 情報・ソフトウェア系
講師 佐藤 智治、助教 村上 力、嘱託教授 豊田 計時
岩手県工業技術センター 電子情報システム部
上席専門研究員 長谷川 辰雄
5 受講方法
オンライン(Zoom)
6 受講料
無料
ただし、視聴するためのパソコンやインターネット環境、通信費は、各自ご用意・ご負担いただく必要があります。
7 受講申込
⇒参加申込は締め切りました。
以下のリンク(岩手県電子申請システム)から、必要事項を入力してください。
なお、受講者は岩手県内に在住の方、岩手県内の学校に在学中の方、岩手県内の企業・団体にご所属の方に限ります。
8 申込期限
令和4年9月26日(月曜)17時00分
ただし、受講希望者が定員に達した場合、申込期限よりも前に受け付けを終了することもありますので、ご留意ください。
このページに関するお問い合わせ
商工労働観光部 商工企画室 新産業育成担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5529 ファクス番号:019-626-4779
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。