雨ニモ負ケズ、春ノ寒サニモ負ケズ ~ 全場田植えを実施しました

ページ番号1030253  更新日 令和2年5月29日

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 県北農業研究所作物研究室では、早生地帯に適応する新たな水稲奨励品種の開発に向けて、水稲奨励品種決定調査を行っています。

 令和2年5月19日、当研究所内の試験ほ場において、水稲奨励品種決定調査に向けた移植作業を行いました。数多くの系統を混ざらないように移植する作業で、「全場田植え」と称して当研究所職員が総出で手作業で慎重に移植しました。

 毎年、この作業の日は悪天候に見舞われることが多いようで、本年も雨天・冷風に見舞われましたが、水を落としたほ場に引かれた線を目安に、苗を4本ずつ移植しました。日平均気温7.2度と低温条件の中の移植となり、活着の遅れが心配されましたが、その後、天候も回復し、順調に活着しつつあります。

 今後、奨励品種への採用を検討する際の判断材料とするために、草丈、茎数などの生育調査や、生育ステージの早晩、収量、食味官能試験等を実施していきます。「銀河のしずく」や「金色の風」に続き、岩手県発の、県北地域に適応した有望品種の開発・定着に向けて、水稲品種の諸特性や栽培手法を明らかにしていきます。

(県北農業研究所作物研究室 専門研究員 佐藤 拓也)

田植えの様子の写真
あいにくの雨で消えてしまいそうな線を頼りに直線状に苗を植えました
浮き苗を防ぐために植えた苗の株元に土を寄せます

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