未来の畜産を担う後継者育成に向けて ~ 農業大学校の学生研修を受け入れました

ページ番号1036036  更新日 令和2年12月22日

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 畜産研究所外山畜産研究室では、令和2年10月6日、県立農業大学校畜産科肉畜経営科の1年生9名の研修を受け入れました。

 午前中は座学を行い、厳冬期の牛の管理方法についてどのような点に気を付けているか、具体的な例を挙げて説明し、併せて当研究室で行っている放牧場の管理業務の概要と県内の公共牧野で牛の看視人不足等が問題となっていることも説明しました。

 午後は放牧地に移動して、放牧している日本短角種の個体確認を実際に体験してもらいました。通常行う耳標番号を見て看視野帳にチェックする作業では、慣れた職員2名であれば10分程度で済むのですが、見慣れない学生の登場に牛たちも逃げ出し、学生たちはトランシーバーで連絡を取り合いながら30分以上、傾斜地を駆け回ることとなりました。

 その後、個体確認作業の労力軽減のために当研究室と株式会社マーベリック社が共同で開発したBLEタグとモバイル端末による個体確認システムを実演したところ、アナログな確認方法で苦労した学生たちは、端末に表示された牛番号の色がまたたく間に変わっていく様子を目の当たりにして、新技術の有用性を実感したようでした。

 外山畜産研究室では、今後も積極的に学生の研修を受け入れ、畜産の後継者育成に貢献していきます。

(畜産研究所外山畜産研究室 主査専門研究員 尾張 利行)

  • 学生による放牧牛の個体確認作業の写真

    学生による個体確認作業の様子

  • 放牧地の遠景の写真

    急傾斜で広大な放牧地

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