新型コロナウィルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第1弾)(令和2年2月、国民生活センター)
国民生活センターは、新型コロナウィルスの感染拡大に関連した消費者被害の未然防止のため、消費生活相談の事例と消費者へのアドバイスを発表しました。
今後、色々な手口で悪質な勧誘が行われる可能性もあります。少しでもおかしいと感じたら、消費生活センターにご相談ください。
消費者ホットライン「188(いやや)」 注 お近くの消費生活センターを御案内する電話番号です。
以下、国民生活センター公表資料から。
相談事例
【事例1】マスクを無料送付するというメッセージがスマートフォンに届いた
「新型コロナウィルスによる肺炎が広がっている問題で、マスクを無料送付する。確認をお願いします。」と記載され、URLが付いたSMSがスマートフォンに届いた。怪しいのではないか。
【事例2】新型コロナウィルス流行拡大の影響で相場が上がるとして、金を買う権利を申し込むように言われた
突然自宅を訪問してきた業者から、「新型コロナウィルスの影響で中国の経済がガタガタになっている。金の相場が上がることは間違いない。今申し込めば、高騰する前の金額で金を買う枠が当たるかもしれないから、すぐに申し込んだ方が良い」と勧誘された。業者の話しは真実か。
消費者へのアドバイス
心当たりのない送信元から怪しいメールやSMSが届いても、反応しないようにしましょう
マスクの入手が困難な状況に便乗し、「マスクを無料で送付する」などと消費者の関心を惹き、メッセージ内のURLをクリックさせる手口と思われる相談が寄せられています。URLにアクセスすると、フィッシングサイトに誘導され、スマートフォンに不正なアプリがインストールされたり、個人情報を取得されたりする可能性があります。
心当たりのない不審な送信元からメール等が届いた場合、メールに記載されたURLには絶対にアクセスしないようにしましょう。また、実在する事業者名等が記載されていた場合でも、メール内の電話番号に電話したり、URLをクリックしたりせず、不安に思ったら、事業者のホームページや問い合わせ窓口に相談しましょう。ホームページ上に注意喚起情報が掲載されていることもあります。
新型コロナウィルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにしましょう
新型コロナウィルスの感染拡大による経済活動への影響を口実にして、「金の相場が上がることは間違いない」等、怪しい投資を勧誘されたという相談が寄せられています。話に少しでも怪しいと思うところがあったら、その場できっぱりと断り、絶対にお金を支払ったり、契約したりしないようにしましょう。
不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう
消費者ホットライン「188(いやや)」
このページに関するお問い合わせ
岩手県立県民生活センター
〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3-10-2
事務室電話番号:019-624-2586
消費生活相談専用電話番号:019-624-2209
交通事故相談専用電話番号:019-624-2244