第1回岩手県新型コロナウイルス感染症医療体制検討委員会の結果

ページ番号1029108  更新日 令和2年4月24日

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新型コロナウイルス感染症患者の大幅な増加に対応できる本県の医療体制を構築するため、「岩手県新型コロナウイルス感染症医療体制検討委員会」を開催しましたのでお知らせします。

開催日程等

  • 日時:令和2年4月14日(火曜)18時~
  • 場所:県庁12階特別会議室

委員会の内容

委員会の冒頭、委員長に盛岡市立病院の加藤章信院長が、副委員長に岩手県立中央病院の宮田剛院長が選出されました。
また、岩手県新型インフルエンザ等対策本部支援室に「入院等搬送調整班」を設置したことを委員に報告し、本県における新型コロナウイルス感染症に係る医療体制の素案について、概ね了承いただきました。

新型コロナウイルス感染症に係る医療体制(素案)の概要

  1. 感染症病床の利用状況を目安としたフェーズに応じた医療体制の構築
    患者の重症度等に応じ、医療機関、宿泊施設等への搬送を調整する。
    透析、妊産婦、新生児等、専門的な医療などが必要な患者の搬送調整に当たっては、専門の医師の意見を聞きながら調整する。
  2. 発熱外来の設置
  3. 軽症者受け入れのための宿泊施設の確保
  4. 休床している病院等の活用
  5. 二次医療圏内での医療提供体制を確保するための体制の構築

委員から出された主な意見等

  • 医療現場における入院調整に係る負担が大きいことから「調整班」の設置は必要
  • 県内の医療機関がリアルタイムに感染者の収容可能病床数がわかる仕組みづくりが必要
  • 医療圏にこだわらず、専門的な医療が受けられるよう広域で調整が必要
  • 「入院等搬送調整班」は長期的な対応ができるよう交替制など工夫が必要

などについて意見が出されました。

今後、これらの意見を踏まえ、関係機関と調整しながら新型コロナウイルス感染症に係る医療体制を構築していきます。

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このページに関するお問い合わせ

新型コロナウイルス感染症相談窓口
岩手県保健福祉部医療政策室

(午前9時~午後9時、土日・祝日を含む)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6085 ファクス番号:019-626-0837