一般国道396号上宮守地区

計画概要

　一般国道396号は、遠野市を起点とし、県都盛岡市にいたる幹線道路であり、高規格幹線道路と一体的に機能する広域的な幹線道路網を定めた「岩手県広域道路整備基本計画」において、地域形成型広域道路に位置づけられているほか、緊急輸送道路にも指定されています。

　また、本路線は「岩手県広域防災拠点配置計画」で選定されている広域支援拠点（盛岡市）から沿岸南部へのアクセス道路でもあります。

　東日本大震災では、避難路・物資の輸送路としての役割を担い、「岩手県東日本大震災津波復興実施計画」において、復興支援道路にも位置づけられている重要路線です。

　しかしながら、上宮守付近では未だ、急カーブ・急勾配が連続しており、視距も悪く、安全で円滑な交通の支障となっていたことから、安全で円滑な交通を確保するとともに、災害に強く信頼性の高いネットワークの構築、地域間交流を図ることを目的として、本事業により、平面及び縦断線形不良区間の解消を図りました。

　平成30年度の工事にて、全区間を暫定形で供用しておりましたが、令和元年7月から仕上げの「すべり止舗装」を施工し、本年度事業完了となる予定です。

 

道路諸元

工区名	一般国道396号　上宮守工区
区間　起点	遠野市宮守町上宮守
区間　終点	遠野市宮守町下宮守
延長	1,250m
車線数	2車線
道路規格	第3種3級
設計速度	50km/h

 

整備効果

進捗状況

令和元年度の工事進捗率

位置図

工事の状況