交通事故被害者のご遺族からのメッセージ
岩手県警察 交通企画課
誰かの大切な人をまもるために
交通事故被害者のご遺族からのメッセージ
最愛の妻と娘を同時に失ってから今日まで、なぜこのようなことになってしまったのか訳が分からず、いまだ妻と娘の死と向き合うことが出来ません。当たり前のように一緒に生きていけると思っていた大切な2人を失い、失意の底にいます。
必死に生きていた若い女性と、たった3年しか生きられなかった命があったんだということを現実的に感じてほしいです。
現実的に感じていただければ、運転に不安があることを自覚した上での運転や飲酒運転、あおり運転、運転中の携帯電話の使用などの危険運転をしそうになったときに、亡くなった2人を思い出し、思いとどまってくれるかもしれない。そうすれば、亡くならなくていい人が亡くならずにすむかもしれないと思ったのです。
それぞれのご家庭で事情があることは重々承知しておりますが、少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい。また、周囲の方々も本人に働きかけてほしい。家族の中に運転に不安がある方がいるならば、今一度家族内で考えてほしい。それが世の中に広がれば、交通事故による犠牲者を減らせるかもしれない。そうすれば、妻と娘も少しは浮かばれるのではないかと思います。
必死に生きていた若い女性と、たった3年しか生きられなかった命があったんだということを現実的に感じてほしいです。
現実的に感じていただければ、運転に不安があることを自覚した上での運転や飲酒運転、あおり運転、運転中の携帯電話の使用などの危険運転をしそうになったときに、亡くなった2人を思い出し、思いとどまってくれるかもしれない。そうすれば、亡くならなくていい人が亡くならずにすむかもしれないと思ったのです。
それぞれのご家庭で事情があることは重々承知しておりますが、少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい。また、周囲の方々も本人に働きかけてほしい。家族の中に運転に不安がある方がいるならば、今一度家族内で考えてほしい。それが世の中に広がれば、交通事故による犠牲者を減らせるかもしれない。そうすれば、妻と娘も少しは浮かばれるのではないかと思います。
この手記は、平成31年4月19日、東京都豊島区東池袋における高齢ドライバーによる交通事故で、妻の真菜さん、長女の莉子さんを亡くされた松永さんからのメッセージです。
令和4年中、岩手県内では高齢ドライバーの交通事故で19人の方が亡くなっています。
岩手県警察では、安全な運転に不安を感じているドライバーやその家族の方を対象とした安全運転相談を受け付けています。
また、各警察署では、ドライブレコーダーの映像記録から、日常の運転を警察官と振り返る安全運転支援を行っています。(ドライブレコーダーは貸し出しします)
身体の機能は、歳を重ねると誰しもが衰えます。少しでも不安を感じたら、御自身の運転について、下記の相談先までご相談いただきますようお願いします。
相談先
- 安全運転相談…運転免許試験場、各運転免許センター、各警察署交通課
- ドライブレコーダーを使った支援…各警察署交通
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
岩手県警察本部 警務部 県民課
〒020-8540 岩手県盛岡市内丸8-10
電話番号:019-653-0110
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。