岩手県・盛岡市共同臨時記者会見 知事メッセージ(令和3年6月16日)

ページ番号1049870  更新日 令和3年6月16日

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県全体の感染状況については、本日(6月16日)現在で、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は6.7人、確保病床使用率は、17.4%(61/350床)と医療提供体制は直ちにひっ迫する状況ではなく、ステージは2相当であると判断しています。

一方、盛岡市では、急激な感染拡大には至っていないものの、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、20人を超える日が続くなど高止まりの状況が継続しています。

このことから、県では、盛岡市と共同して、盛岡市の一部地域におけるエリアPCRの実施や盛岡市保健所の検査体制の強化により、感染の封じ込めに全力を尽くします。

また、飲食店の感染対策として県の認証制度を設け、今月末には認証開始できるよう取組を進めます。

認証を取得した店舗には10万円の支援金を給付するほか、「いわてGo To Eatキャンペーン」の第2弾のプレミアム付き食事券を使用できるよう県議会6月定例会に第3号補正予算案を提案することとしております。

飲食店等の皆様には、県の認証基準に対応した感染対策に取り組んで頂きますようお願いします。

ワクチン接種については、65歳以上の高齢者の早期接種ができるよう県の集団接種会場を用意しました。今週末から接種を開始します。昨日から予約を開始しましたので、ご利用ください。

県の変異株スクリーニング検査結果では、アルファ株による感染に置き換わってきています。全国的にはさらに感染力の強いデルタ株による感染も確認されています。

変異株による感染拡大を防ぐためにも、日々の新規患者数を増やさないことが重要です。

県民の皆様には、改めて、
手洗い、常時マスクの着用など基本的な感染対策の徹底
三密だけでなく一密でも感染リスクが高まる場面の回避
会食の場でも、会話の時はマスクの着用
をお願いします。

そして、発熱、咳などの体調不良時には、かかりつけ医や受診・相談センターに電話相談のうえ、早期に医療機関を受診するようお願いします。

今後、更なる感染拡大や、医療がひっ迫する恐れがある場合には、県独自の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置により、県民の皆様に行動抑制を含む強い感染対策の実施も検討しなければなりません。

そのような状況にならないよう、県・盛岡市が一体となって、感染の早期収束に取り組んでいきますので、県民の皆様にも感染対策の徹底をよろしくお願いします。

令和3年6月16日
岩手県知事 達増 拓也

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