<平成31年3月30日>宮古盛岡横断道路 宮古西道路(宮古中央IC~宮古根市IC)の開通式を開催しました!
県が復興道路に位置づけて整備を進めてきた宮古盛岡横断道路宮古西道路(宮古中央IC~宮古根市IC)が、平成31年3月30日(土曜)15時に供用を開始しました。
また、供用に先立ち同日11時00分から宮古田鎖ICにおいて開通式を開催しました。
開通式
開通式では、達増知事、国会議員、宮古市長、県議会議員、地元小中学校の児童生徒、用地提供者等の多数の関係者が出席しました。
達増知事による挨拶、国会議員、宮古市長、県議会議員などからの祝辞をいただきました。
その後、テープカット・くす玉開きを行い、開通パレードでは、工事監督員の多田剛紳主任による力強い出発号令を受け、宮古田鎖ICから宮古中央ICに向かって次々と車両が出発し盛大な開通式となりました。






開式前に式典会場の清めの儀として、花輪中学校生徒さんによる花輪鹿子踊りを披露していただきました。
花輪中学校では総合学習で伝承活動に取り組んでおり、式典では演目「庭踊」「三番庭踊」「四番庭踊」を舞っていただきました。

また、宮古西道路の交通安全と宮古花輪地区の繁栄を願って、南川目さんさ踊りを披露していただきました。
式典では、演目「庭まわり」「松前さんさ」「御礼講」を踊っていただきました。

「拓け、いのちの道を」は、現在の国道106号など三陸地方の道作りに後半生を捧げた鞭牛和尚を描いた宮古市民劇で歌われた歌です。
宮古市民劇ファクトリーの皆さんの歌声が会場中に響き渡りました。


出発号令を合図に、宮古田鎖ICから宮古中央ICに向かって次々とパレードの車両が走っていきました。
宮古西道路の事業概要
一般国道106号は、宮古市を起点とし県都盛岡市に至る幹線道路であり、沿岸と内陸を結ぶ県土の横軸として、物流や観光、救急医療を支えるとともに、岩手県地域防災計画における「緊急輸送路」に位置付けられています。
しかしながら、宮古市内においては慢性的な交通混雑や大雨時の冠水による通行障害が発生するなど課題となっていました。
宮古西道路は、これらの課題解決のため、延長3.4kmの自動車専用道路の整備を進めてきました。地域高規格道路「宮古盛岡横断道路」の一部となり、三陸沿岸道路に直結し、将来的には高速交通ネットワークが形成されます。
【事業延長:L=3.4km 事業期間:H15~30 全体事業費:217億円】
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