令和3年度スポーツを活用した三陸活性化事業

ページ番号1053536  更新日 令和4年4月28日

印刷大きな文字で印刷

令和3年度スポーツを活用した三陸活性化事業

実施報告

BMXの様子及び水中撮影の様子

沿岸広域振興局では、令和3年度、三陸地域のスポーツ活動の活性化を目的に「スポーツを活用した三陸活性化事業」として以下の2つを実施しました。

1 第2回東北エクストリームフェス

(1) 開催時期

    令和3年11月14日(日曜)及び28日(日曜)

(2) 会場

        三陸BMXスタジアム及びその周辺(大船渡市越喜来地内)

(3) 事業内容

    ア BMXレーシングショー

      三陸BMXスタジアムのレーシングコースにおいて招待選手等による模擬走行及び模擬レースの実施

    イ パークショー

      三陸BMXスタジアムの室内パークにおいて、招待選手によるBMX及びスケートボードの模擬演技を実施 

    ウ スケートボードフリースタイル大会

      三陸BMXスタジアムのレーシングコース及び室内パークにおいて、スケートボードフリースタイル競技

   大会を実施 

    エ ワークショップ

     三陸BMXスタジアムのレーシングコース及び室内パークにおいて招待選手による一般公開型で初心者で  

    も参加可能とした特別レッスンを実施   

    オ 地元体験プログラム

      招待選手を廃校を利用して整備された「甫嶺復興交流センター」に宿泊させ、地元食材を活用した料理等

     の地域資源体験を実施 

            併せて、招待選手のソーシャルメディア等を通じて三陸BMXスタジアムを含めた地域の魅力発信を実施

(4) 事業の検証

  ア 成果

   ・ 基本的にBMXとスケボーのファン層は被らないことから、別日開催としたことで内容的に充実した。

   ・ 地元主婦たちが参加選手に手料理を教えたり、一緒に食事をする等の交流を実施。イベント当日には

    多くの地元のお年寄りが観戦に来場した。

   ・ 全国ネットのテレビ局の取材・放送や参加したアスリートたちのSNSでの発信により、イベントを全

    国の自転車愛好家に広めることができた。

  イ 課題

    今後、継続してイベントを実施するうえで、来場者が増加した場合の受け皿(駐車場の確保や公共交通機

    関の利用など)を検討する必要がある。

2 第2回三陸水中フォトコンテスト

(1)  開催時期

     第1回(大槌大会)  令和4年1月9日(日曜)から10日(月曜)

   第2回(大船渡大会) 令和4年1月15日(土曜)から16日(日曜)

(2)  会場

       第1回 上閉伊郡大槌町船越湾(湾内養殖施設及び吉里吉里小久保海岸、フィッシャリーナ付近)

       フォトコンテスト 大槌町文化交流センター

   第2回 大船渡市越喜来湾(波板地区)及びその周辺

       フォトコンテスト 甫嶺復興交流推進センター

(3)  事業内容

  ア ツアー

   ・ 漁場等における水中写真の撮影のノウハウを学ぶツアーのプログラムを開発し実施

   ・ ダイビングガイド(佐藤寛志氏及び協力ダイバー3名)及び写真家等(プロ水中カメラマン:尾﨑たまき

     氏、越智隆治氏)が同行

   ・ 参加者の技量に応じて安全指導を含むダイビングに関する必要な講習(指導:佐藤寛志氏及び協力ダイ

     バー2名)及び水中写真の撮影方法等に関する講習(講習:尾﨑たまき氏、越智隆治氏)を行ったうえ  

    で、水中撮影を実施

   ・ 浮力器具の着用や緊急時における漁協との連携など安全対策上必要な装備品及び体制を確保

   ・ 2日目にツアー参加者等が撮影した写真のコンテストを開催し、招聘した写真家等による指導を実施

     (第2回:当日はトンガでの海底噴火による津波警報が県内で発令中であり、オンライン開催とした)

     なお、コンテストにはツアー参加者以外の者が三陸地域で撮影した写真の応募も容認

   ・ ツアー料金は無料として実施

   イ  三陸地域の水中写真等の魅力発信

     ・ 写真家や参加者等のソーシャルメディア等を通じて、ツアーで撮影した写真等を用いた地域の魅力発信

    を実施

   ・ コンテストの全ての入賞写真と、講師及び三陸ボランティアダイバーズによる撮影写真はパネルにし、

    甫嶺復興交流推進センターに展示中。今後、大槌町のマストにも展示予定

  ウ 参加者アンケート

    参加者アンケートを実施しツアーの魅力や問題点等を抽出

(4)  事業の検証

  ア 成果

   ・ SNS等により参加者を募集したところ、県外からのエントリーも多くあった。

     (実際の参加は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため東北エリアの方のみとした)

   ・ 地域の方々から、地元の海の美しさや震災時と比較して海の再生を実感したなどの感想をいただき、地

    域の魅力を発信することができた。

  イ 課題

   ・ ダイビングしながらの撮影には、一定のスキルが必要であることから、募集の際に歴やスキルなど詳細

    に確認し、参加者全員が楽しめる工夫が必要である。

   ・ 講師がオンラインで参加をするなど、コロナ禍でも安心してツアーを開催できる工夫が必要である。

BMX1

BMX2

スケートボード

スケートボード2

水中1

水中2

水中フォトコンテスト1

水中フォトコンテスト2

このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局経営企画部 企画推進課
〒026-0043 岩手県釜石市新町6-50
電話番号:0193-25-2701(内線番号:338) ファクス番号:0193-23-3472
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。