農薬の正しい知識で事故防止!

ページ番号2007023  更新日 令和5年6月16日

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 岩手県では、農薬の使用頻度が高くなる時期である6月1日から8月31日までの3か月間を農薬危害防止月間としており、農薬の適正使用、適正販売、事故防止についての普及啓発活動を展開しています。

 この運動の一環として、岩手県農薬卸商業協同組合、岩手県農薬安全使用推進協議会及び病害虫防除所の主催により、令和5年6月15日に農業研究センターにおいて「農薬危害防止運動出発式」を実施しました。

 県内各地から参加した農薬小売商組合員18名に対し、当所から農薬の使用に伴う事故や被害の発生状況を話題提供し、事故の未然防止に向けた指導に連携・協力して取り組むよう意識統一を図りました。

 また、保護具の装備不十分による中毒事故が毎年発生していることから、一般社団法人日本くん蒸技術協会の高橋正和氏を講師に迎え、農薬散布に使用する保護具(農薬用マスク、保護メガネ、保護手袋、防除衣)について研修を行いました。

 農薬を使用する際は、自分自身の健康や周囲への悪影響を防ぐために、農薬のラベル(特に使用上の注意事項の欄)をよく読み、必要な保護具を着けて、散布液の調製、散布、散布後の後片付けを行いましょう。

  • 運動テーマを唱和する参加者の写真

    「守ろう農薬ラベル、確かめよう周囲の状況」
    令和5年度の運動テーマを全員で唱和し、出発宣言!

  • 農薬マスクの正しい付け方を実習中の写真

    農薬を吸入しないためには、マスクと顔の間から漏れ込みがないことを確認することが大切と学びました。

(岩手県病害虫防除所(病害虫防除部病害虫防除課) 主査 斎藤 真理子)

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岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
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