果樹害虫担当者伝統の“原付”も引き継ぎました!

ページ番号2006945  更新日 令和5年5月16日

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 令和5年度、久慈農業改良普及センターから病理昆虫研究室に異動してきた吉田優里専門研究員を紹介します。

 前任地では水稲・畑作物担当普及員でしたが、当研究室では果樹・花き害虫を担当することになりました。主要課題「りんご園地における下草管理とカブリダニ類等土着天敵の関係」では、試験圃場の下草を年に何度か高刈りするため、まずは乗用モアの運転・操作方法を習得しました。

 最初に、藤根主任技能員から乗用モアの操作方法について丁寧な指導を受けました。運転に慣れたところで、ナイフ(回転刃)を操作して草刈りを開始。まるでマ○オカートに乗っているかのように危なげない運転と操作で試験区外での練習を終えました。降車後は「ナイフ用クラッチを繋ぐとエンジン回転数が変わりますね」と余裕のコメント。

 練習翌日、試験圃場での下草刈りは順調に終えましたが、本人は「ルート選択を誤った」と次回のカイゼンを宣言しました。果樹の世界へ足を踏み入れたばかりの吉田専門研究員ですが、所内圃場を原付で颯爽と移動し、昆虫やハダニに臆することなく調査する姿は非常に頼もしく感じられます。

  • 操作方法の指導を受ける吉田専研の写真

    藤根主任技能員から乗用モアの操作方法の指導を受ける

  • 余裕の表情で操作する吉田専研の写真

    操作にはすぐに慣れ、余裕の表情がありました

  • 真剣な様子で作業時間を計測中の吉田専研の写真

    試験圃場での作業時間を計測中につき真剣な様子

  • 田植え機を操縦する吉田専研の写真

    水稲移植機も操縦しました

(生産環境研究部病理昆虫研究室 首席専門研究員兼室長 藤沢 巧)

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