目指せ、予備調査の予算獲得！ ～ 所内コンペを開催しました

　県北農業研究所では、研究員の自由な発案による課題設定を後押しし、若手研究員を育成することを目的として、令和5年4月28日に予備調査の予算獲得に向けた所内コンペを開催しました。

　今回は、園芸研究室・赤坂尚生専門研究員から「きゅうり農家の働き方改革！」、作物研究室・佐々木貴法専門研究員から「ダイズシストセンチュウが大豆の生育・収量・品質に及ぼす影響の具体的調査」の2課題の応募があり、8名の審査員が「研究目的が明確であるか」「新規性があるか」「わかりやすい説明だったか」などの項目について審査を行いました。

　審査の結果、いずれの提案も課題を明確化してその解決による所得向上へ繋がるものであることから、2課題とも採択して予備調査の予算を配分することとしました。

　今後の予備調査が研究課題化され、近い将来、その成果が本県農業の発展に寄与することを期待したいと思います。

（県北農業研究所　首席専門研究員兼次長兼園芸研究室長　石川 勝規）