令和5年度第2回岩手県農業研究センター所長表彰を行いました
令和6年3月27日、農業研究センター本部(北上市)において、「令和5年度第2回岩手県農業研究センター所長表彰」の表彰式を行いました。この表彰は、有益な研究・発明を行い優秀な成果をあげた職員、事務の改善・効率化に貢献した職員及び担当業務に熟練・精励し長年に渡って職場に貢献した職員を表彰するものです。
今回は、個人8名及び5グループに対して、当センター佐藤所長から表彰状が授与されました。
事績の内容 |
所属 |
氏名 |
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新たな試験研究推進計画について、組織内外との調整を図りながら、立案作業を進め、今後の技術開発の方向性を分かりやすく共有できる計画の策定に貢献した。 |
企画管理部 研究企画室 |
半田翔也 |
AI手法等を用いて、地域別に高い精度で活用できる将来予測を実施するとともに、その成果活用の促進を図り、現場で課題となっている地域計画の策定に貢献した。 |
企画管理部 農業経営研究室 |
塚澤龍太郎 |
多数が参加する訓練・研修行事を、効果的かつ周到な準備により、円滑に実施することにより、職員の災害等へのリスク対応能力の向上に貢献した。 |
企画管理部 総務課 |
宮澤真由美 ほか1名 |
日本麺用小麦品種「ナンブキラリ」の栽培法と目標生育量を解明し、当該品種の普及推進に貢献した。 |
生産基盤研究部 水田利用研究室 |
柄澤真梨歩 |
令和5年の猛暑下における、水稲の生育経過と作柄・品質に影響した要因を解析し、今後の高温対策の改善に貢献した。 |
生産基盤研究部 生産システム研究室 |
一守貴志 |
早生水稲品種「岩手141号」と多収低アミロース水稲品種「岩手144号」を同時に育成し、生産者や実需者の要望に応える品種を開発した。 |
生産基盤研究部 作物育種研究室 |
藤岡智明 ほか3名 |
果樹の省力化や新品目導入に向けた、ジョイント栽培試験に取り組むに当たり、県内で施工事例がない中で、専用の果樹棚を低コストで設置し、今後の研究推進に貢献した。 |
園芸技術研究部 果樹研究室 |
菊地徳章 |
貯蔵性に優れ、着色と食味良好なりんご品種「岩手15号」を育成し、県産りんごの販売期間を拡大することが可能となる品種導入に貢献した。 |
園芸技術研究部 果樹研究室 |
遊佐公哉 |
ピーマンの葉面積指数の推移に基づく適正なかん水量を明らかにし、尻腐れ果の発生を低減することに貢献した。 |
園芸技術研究部 野菜研究室 |
松橋伊織 ほか1名 |
切り花向け青色りんどう品種「いわてEB-4号」を育成し、8月需要期の継続安定出荷に貢献した。 |
園芸技術研究部 花き研究室 |
中里崇 ほか1名 |
緑肥による土づくり技術や効果について、出版物への執筆や講演により、広範囲に情報発信し、成果のPRと普及拡大に貢献した。 |
生産環境研究部 土壌肥料研究室 |
佐々木俊祐 |
本県で初めて発生が確認されたトマトキバガの防除について、関係機関等と連携し防除指導を行い、蔓延防止に貢献した。 |
生産環境研究部 病理昆虫研究室 |
村上珠利 |
りんご・なし等の重要病害である火傷病について、県内樹園地の緊急調査と中国産在庫花粉の回収手続きを行い、発生の未然防止に貢献した。 |
病害虫防除部 病害虫防除課 |
佐藤優 ほか1名 |
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佐藤所長(左)から賞状を授与
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受賞者代表挨拶は遊佐専門研究員
(企画管理部研究企画室 室長 工藤 佳徳)
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