どんな色が好き? ~ いちご電照処理試験実施中

ページ番号2005539  更新日 令和4年8月29日

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 夏秋いちご品種の「なつあかり」は、長日条件で花芽分化が促進され、花芽分化を目的とした電照処理には、通常、白熱電球が用いられています。白熱電球には様々な波長の光が含まれる一方で消費電力が多いという課題もあります。LEDを用いると省電力で単波長の光が得られますが、花芽分化に関連した波長の光でないと目的とした花芽分化が誘導されません。

 そのため、どの波長の光が花芽分化に影響を与えるのか、色々な種類の電球を使って栽培試験を行っています。この試験は9月中旬まで実施の予定で、その間、陸前高田の夜を彩り続けます。

  • 試験中のハウスの写真・その1

    試験中のハウス(その1)

  • 試験中のハウスの写真・その2

    試験中のハウス(その2)

(園芸技術研究部南部園芸研究室 主査専門研究員 高橋 大輔)

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