農薬の正しい知識で事故防止！ ～「農薬危害防止運動出発式」を開催

　岩手県では、農薬の使用ピークにあたる6月1日～8月31日の3ヶ月間を農薬危害防止運動月間としており、農薬に関する正しい知識、事故防止、適正使用、適正販売等についての普及啓発活動を展開しています。

　この運動の一環として、岩手県農薬卸商業協同組合、岩手県農薬安全使用推進協議会及び岩手県病害虫防除所の共催により、令和4年6月15日に農業研究センター内で「農薬危害防止運動出発式」を開催しました。

　当日は、県内各地から参加した農薬小売商組合員等の販売店に対し、農薬の不適切な使用により発生する農薬残留違反や健康被害事故について注意喚起しました。また、全国農薬安全指導者協議会が提示している農薬安全使用のための13ヶ条や農薬取扱5つのチェック事項などを確認しました。

　最後に、農薬危害防止運動テーマ「農薬は　周りに配慮し　正しく使用」を唱和し、参加者全員で決意表明しました。

この記事をご覧の皆様へ
　農薬を使う際には、使用前に必ずラベルの記載内容をよく読み、正しく使用して事故を防止しましょう！

（岩手県病害虫防除所 次長（病害虫防除部病害虫防除課長）後藤 純子）