好天に恵まれスタート順調! ~ 今年も1番草の収穫が始まりました

ページ番号2005344  更新日 令和4年6月8日

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 畜産研究所では、様々な試験研究のために常時200頭の牛を飼養しており、粗飼料の供給は当室の大きな役割の一つです。本年も1番草の収穫を5月23日から開始し、この週は好天に恵まれたこともあり、品質良好な予乾サイレージの収穫を行うことができました。

 1番草は、栄養価も高く年間収量のうち約半分を占めるため、その確保は、試験研究を左右する重要な業務です。加えて、本年度は流通飼料や肥料が高騰しているため、所の運営上も大切な作業となりました。

 本年も飼料生産グループが刈取・集草・梱包を行い、肉・乳牛舎の職員が搬送・密封・収納作業を分担するなど、当室が中心となって各室と綿密に協力・連絡体制を取り、作業を進めています。特にほ場の状況を知り尽くした現場職員の技術は大きな力となっています。1番草の収穫はこの後6月中旬まで続き、次は乾草調製を行います。

 当室では、今後も牛の健康管理上の基礎となる良質な飼料生産はもちろんのこと、飼料生産に関わる有用な技術の発信に努め、生産者の収益向上を支援してまいります。

  • 1番草刈取作業の様子の写真

    1番草刈取作業の様子
    (令和4年5月23日)

  • ラップマシンによる密封作業の様子の写真

    牛舎でのラップマシンによる密封作業の様子
    (令和4年5月25日)

(畜産研究所家畜飼養・飼料研究室 主任専門研究員 飯村 太一)

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