スマ農ツール「農業用無人車」を実演!

ページ番号2004999  更新日 令和4年4月14日

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 令和4年4月13日、センター本部内で「農業用無人車」の実演会を開催し、20名が参加しました。産業用ドローン(無人ヘリ、マルチローター)の操縦教習や防除を請負う有限会社岩手スカイテックの協力で、同社所有の「R-150」(XAG社製)について説明と実演をしていただきました。

  • 導入台数:国内40台、岩手県内2台
  • リモートコントロールのほか、RTK基地を利用して自動操舵可能
  • バッテリーで走行・薬剤散布 満充電で4時間走行可能;薬剤散布の場合は2時間走行
  • バッテリーの充電は、専用の発電機と充電ユニットを用い15分程度で急速充電
  • 積載重量:150kg(L)→ タンク容量100リットル
  • 積載部位は、タンクやキャリアのほか、開発中の草刈りユニット等が設置可能で、タイヤはキャタピラも装着可能
  • 地上走行のため、特に資格は不要だが、講習受講による認定制度があるそうです

  さて、実際の走行状況を画像と動画で紹介しましょう。

説明を聞く様子の写真
説明を聞く様子
急速充電する専用ユニットの写真
”水冷”しながら急速充電する専用ユニット

 この農業用無人車「R-150」は、EUでは街中の消毒に使われた事例があるとか。用途の広がりはありそうですが、地上走行という点で、無人ヘリやマルチローターとは別の立ち位置が模索されているようです。

(生産環境研究部長 勝部 和則)

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