農家研修、行ってきました!

ページ番号2006279  更新日 令和4年12月6日

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 令和4年10月3~7日の5日間、「令和4年度農林水産部新採用職員農林漁家体験研修(以下、農家研修。)」に行ってきました。

 この農家研修は、技術職の農林水産部新採用職員を対象に実施されるもので、実際に農家に宿泊し、作業に従事することで、農家の方の生活習慣などを理解し、技術職員としての視野を広げることを目的として、毎年開催されてきました。令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりましたが、本年度は、期間を従来の2週間から3~5日間に短縮して実施されることとなりました。

 今回、私は、短角牛の主産地である久慈市山形町で、4泊5日の農家体験をさせていただきました。県内には、いくつか短角牛の生産地がありますが、久慈市山形町で生産される短角牛は「山形村短角牛」と呼ばれ、給与飼料にこだわって大切に育てられています。

 研修先の農家では、飼料には、自家製のデントコーンや、地元の豆腐屋から入手したおから(豆腐や豆乳を製造する際に生じる副産物)を、飲み水には湧き水を与え、こだわりの短角牛を生産しています。地元のものを活用した農業について見聞を深めることができ、とても貴重な体験となりました。

 岩手県における短角牛振興や農家の方のお力になれるよう、これからも頑張っていきます!

  • 日本短角種の写真

    日本短角種(右:オス 左:メス)

  • 短角牛に給与しているおからの写真

    短角牛に給与しているおから

(畜産研究所家畜育種研究室 技師 齊藤 桜花)

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