新たなスマ農実証がスタート!データ活用による奥州地域ピーマン産地の課題解決を支援

ページ番号2005991  更新日 令和4年11月16日

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 当センターは、データ活用によるJA岩手ふるさとのピーマン産地の課題解決を支援することになりました(期間:令和4年11月~令和6年2月)。この取組は、農林水産省公募のスマート農業技術活用産地支援事業に東北で唯一採択されたもので、先般、宮崎県等におけるスマート農業実証で成果を挙げている農業支援サービス企業のテラスマイル株式会社とともに、産地側の関係機関を含めたコンソーシアムを結成し、産官連携の支援体制を構築しています。

 去る11月9日に、この取組の第1弾として、テラスマイル生駒社長ら3名、関係機関とともにJA岩手ふるさと管内のピーマン農家を訪問し、産地の現状と課題を把握するとともに、対象農家との交流を深めました。

 また、翌11月10日には、県南広域振興局とともに「南いわて農業DXセミナー」を開催しました。本セミナーでは、農林水産省田雑調査官及び生駒社長に農業DXやデータ駆動型農業に関する最先端の動向をご講演いただいたのち、当センターから本事業の取組概要について報告しました。

 今後は、テラスマイル社やコンソーシアムの構成員とともに、ワークショップ等を通じて環境モニタリング機器等から得られるデータの活用を支援し、産地の課題解決を後押ししていきます。

  • ピーマンハウスで情報交換中の写真

    ピーマンハウスで情報交換
    (写真右:テラスマイル生駒社長)

  • 生駒社長の講演を聞く聴衆の写真

    生駒社長の講演を聞く聴衆(DXセミナー)

(企画管理部農業経営研究室 専門研究員 小向 昌啓)

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