遅ればせながら「農薬適正販売・使用研修会」を開催しました！

　毎年6月から8月を取組の強化期間としている「農薬危害防止運動」の一環として、農薬の販売者や使用者を対象に例年開催していた「農薬適正販売・使用研修会」ですが、本年度は新型コロナウイルス感染症まん延防止のため延期して、10月12日に北上市のさくらホールにて開催しました。研修会当日は、新型コロナウイルス感染症予防対策を実施する中、167名の方々に参加していただきました。

　今回の研修会では、まず農林水産省東北農政局の田中朋美氏から農薬をめぐる現状と危害防止対策について情勢報告を行いました。続いて、緑の安全推進協会の森島靖雄氏から「農薬危害防止対策及び農薬の適正使用について」という演題で、農薬の安全な使用に向けた知識や対策、農薬の適用作物分類についてご講演いただいたほか、農薬用マスクの種類や着用方法について、実技も交えて研修しました。

　参加者へのアンケート結果から、今回の研修は大変好評でした。いただいたご意見・ご要望は、今後の取組にも反映させていただきます。

（岩手県病害虫防除所（病害虫防除部病害虫防除課） 技師　菅野 夢）