「日本短角種種雄牛ドラフト会議」開催!
令和3年5月25日、好天に恵まれた畜産研究所で直接検定を終えた日本短角種の若雄から、発育・体型等に優れた5頭を選抜し、その産肉能力を調べるための子牛を生産する放牧地を決める「日本短角種種雄牛貸付調整会議」が、コロナ感染拡大防止のため出席者を制限して開催されました。
15頭の候補からお目当ての牛を選ぼうと見比べていた各地域の出席者からは「例年よりも良い牛が揃っていて選ぶのが難しい」との声も聞かれ、プロ野球ドラフト会議さながらに選んだ牛が競合する場面もありましたが、話し合いの結果、来春から各地域で自然交配に供する現場後代検定牛5頭と、それぞれの貸付先が決まりました。
この5頭の若雄を父とする子牛達が無事に誕生し、父親の能力を証明するために肥育素牛としてやってくる令和5年の秋が今から楽しみです。
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品定めをする出席者の面々
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青空の下での選抜、貸付調整の模様
(畜産研究所家畜育種研究室 主任専門研究員 大森 祐一郎)
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