イブキジャコウソウで法面管理の省力&軽労化を
農業研究センターは、公益社団法人岩手県農産物改良種苗センターと共同で、法面管理の省力・軽労化に向け、イブキジャコウソウをグランドカバープランツとして植栽する取組の拡大を図っています。
去る6月23日、山田町荒川地区の農用地災害復旧関連区画整理事業で整備したほ場において、イブキジャコウソウの苗を定植(400平米)しました。
当日は、小雨がちらつく中、山田北地区農地・水環境保全組織の瀬川組織代表のほか農家16名、行政機関等の関係者15名の計32名で作業を行いました。
今回苗を定植した法面は、高さ約3メートルの2段法面でしたが、前日までに同組織が防草シートの設置をしていたことから、短時間で作業を終了することができました。
山田北地区農地・水環境保全組織では、前年も同町荒川地区で定植(230平米)するとともに、今春も同組織が独自に育苗した苗を定植するなど、栽培面積の拡大に意欲的に取り組んでおり、地域の環境保全や畦畔の省力管理に対する意識の高まりが見られ、継続した取組の効果が現れています。
県内における取組の拡大に向け、農業研究センターと農産物改良種苗センターが連携して地域での取組を支援しますので、ぜひお声がけください。
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イブキジャコウソウの定植作業
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参加された方々
(生産基盤研究部水田利用研究室 室長 小野寺 健一)
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