「いわてキュウリセミナー2020」を開催しました

ページ番号2004604  更新日 令和4年2月4日

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 令和2年2月26日、農業研究センター・本部(北上市)でキュウリにおける環境制御技術の理解促進を目的として「いわてキュウリセミナー2020」を開催しました。本セミナーは「世界のキュウリと日本のキュウリ」と題し、農研機構 野菜花き研究部門 上級研究員 川頭洋一氏より、「葉の繁茂(LAI)と施肥の関係」と題し、茨城大学農学部 教授 佐藤達雄氏より講演いただきました。セミナーには生産者や市町村・JA等の関係者、農業大学校の学生など約70名が参加しました。

 「世界のキュウリと日本のキュウリ」では、キュウリの種類や品種改良の必要性、育種の流れについて解説していただきました。また、「葉の繁茂(LAI)と施肥の関係」では、葉面積と窒素吸収量の関係や環境制御技術の基本となる、光合成能を高める受光態勢を考慮した摘葉管理について分かりやすく解説していただきました。実際の栽培圃場の写真を例に、葉の繁茂の仕方や側枝の出方、節間の長さなどについての紹介もあり、参加者は興味を持って聞いていました。

 本セミナーが環境制御技術導入など、生産技術革新のきっかけとなり、本県のキュウリ生産量増加につながることを期待します。

  • セミナーの様子の写真

    セミナーの様子

  • 講演を聞く参加者の写真

    きゅうり圃場の写真を見ながら講演を聞く参加者

(園芸技術研究部野菜研究室 技師 佐藤 春菜)

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岩手県農業研究センター 園芸技術研究部 野菜研究室
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