二戸地域若手雑穀生産者情報交換会へ参加しました

ページ番号2004619  更新日 令和4年2月4日

印刷大きな文字で印刷

 令和元年12月18日、二戸地域で雑穀を生産している20~30代を中心とする若手生産者の情報交換会が、県北農業研究所を会場に開催されました(主催:二戸農業改良普及センター)。今回は、一般社団法人日本雑穀協会理事・事務局長の中西学氏と滝沢市の生産者も参加し、活発な意見交換が行われました。

 この情報交換会は、毎年若手生産者の取り組み内容や翌年以降の計画の共有を目的に、雑穀の栽培が終わった冬季に開催されています。二戸農業改良普及センターからは、機械化体系の現地実証の結果が報告され、県北農業研究所からは作柄解析試験(アワ、ヒエ、キビ)の結果、選抜・育成を進めている短稈で収量性の高いあわや、これを用いた水稲用自脱型コンバイン収穫試験等について情報提供をしました。

 若手生産者からは、本年の作柄について、たかきびで10アールあたり450kgの収量(地域平均単収182kg)を上げたことや、「自脱型コンバインで収穫が可能になれば汎用コンバインを持っていない生産者も効率的に機械収穫ができて素晴らしい」等の感想が寄せられました。

 県北農業研究所では、今後も普及センターと連携を密に取りながら生産者の目線での試験研究を進め、地域農業の振興を支援します。

  • 情報交換会の様子の写真(その1)

    情報交換会の様子(1)

  • 情報交換会の様子の写真(その2)

    情報交換会の様子(2)

(県北農業研究所作物研究室 専門研究員 下川原 智)

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 県北農業研究所 作物研究室
〒028-6222 岩手県九戸郡軽米町大字山内23-9-1
電話番号:0195-47-1073 ファクス番号:0195-49-3011
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。