岩手県オリジナルのりんご新品種育成の取組について

ページ番号2012340  更新日 令和8年1月7日

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   果樹研究室では、県オリジナルのりんご新品種の育成に取り組んでいます。県オリジナル品種として、これまでに「きおう」や「岩手7号(紅いわて)」など5品種を品種登録しており、令和5年度には貯蔵性に優れ越年販売に適する「岩手15号」の育成が完了し、新たなオリジナル品種として近日中のデビューを予定しております。
  りんごの新品種育成は、交雑育種(異なる品種を交配し、両親の優れた特性を併せ持つ品種を作り出す方法)により行っており、交配種子から得られた実生は全てが異なった特性を持っています。そして、成熟した果実を適期に収穫するため、定期的に育種ほ場を巡回し、果実の食味や外観などの評価を行い、優れた特性を持つ品種を選抜しています。
   現在のりんご新品種開発は、地球温暖化の影響による着色不良に対応するため高温でも着色しやすい品種や、スーパー等のりんご売り場を県オリジナル品種でつないでいくため10月に収穫可能な品種の育成を目標としています。
   このように、県内のりんご生産を支える優良な品種の育成を目指して、今後も研究員一同全力で取り組みます。

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写真1 食味評価の様子
(新品種候補を選抜するため、
外観や味を中心に評価しています)
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写真2 りんご品種候補のひとつ
(収穫日:2024年8月22日)

 

(園芸技術研究部 果樹研究室 専門研究員 遊佐 公哉)

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