タヌキ被害ゼロ?!スイートコーンほ場に簡易電気柵を設置しました

ページ番号2012089  更新日 令和7年8月20日

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   土壌肥料研究室ではここ数年、スイートコーンの収穫直前にタヌキによる深刻な食害に悩まされてきました。そこで今年、ついに簡易電気柵を導入しました。
   今回導入した電気柵は、単1形乾電池4本で電源供給でき、特別な道具も不要で初心者でも簡単に設置できるものです。
   設置作業は、農業普及技術課・中森革新支援担当課長(農林水産省 農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー)にご指導いただきました。ワイヤーは10cm間隔・4段に張り、最大限の効果を発揮するためのポイントを確認しながら作業を行いました。
  電気柵の設置から数日、柵の外周はタヌキの足跡がほとんど見られなくなり、センサーカメラには柵を警戒して引き返すタヌキの姿が映っていました。今年は被害ゼロで収穫調査を迎えられるかもしれません!

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(写真1)電気柵は10cm間隔・4段でひざ丈
ほどの高さ
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(写真2)センサーカメラに映るタヌキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(生産環境研究部 土壌肥料研究室 専門研究員 小野寺 真由)

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