東北地域畜産飼料作研究の成果を発表
7月31日、本県で「第68回東北農業試験研究発表会」が開催されました。
本発表会は、東北地域の農業関連試験研究機関が最新の研究成果を発表し、試験研究の進展と東北農業の振興に貢献することを目的に、毎年開催されているものです。
発表会は、水田作や畑作など6専門部会に分かれて行われ、畜産飼料作部会では、当所の飯村太一主任専門研究員が、本県におけるペレニアルライグラス晩生品種の生育特性について研究し、供試品種「夏ごしペレ」は暑熱期及び秋期の収量が高いことなどを報告しました。
また、当日は、昨年度、同部会で発表され、論文作成された中から最も優れた論文に対して贈られる「東北農業試験研究協議会論文賞」表彰式も開催され、当所の高杉亘上席専門研究員が同賞を受賞しました。
高杉上席専門研究員は、本県の特産地鶏である「南部かしわ」を、規格外大豆など安価な地域資源で長期肥育した際の産肉性や収益性について、性別や季節別に明らかにしたことが高く評価されました。


(畜産研究所 次長 児玉 英樹)
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