ドローンによる肥料散布を行いました
生産システム研究室では、農作業の省力化と生産者の所得向上を図るため、スマート農業技術を活用した技術開発を行っています。
令和7年7月17日に、農業研究センター内のほ場で、ドローンによる施肥作業を実施しました。
まず、施肥量を決定するためにドローンでほ場を撮影し、撮影画像から作物の生育状況を把握するリモートセンシングを行いました。
肥料散布は、リモートセンシング結果に応じて肥料の散布量を調整する可変施肥で行いました。ドローンは、肥料を1度に最大25kg搭載できる機体を使用し、飛行は、ほ場の形状や散布量に応じてほぼ自動で飛行します。今回は、1haの大豆ほ場を18分で散布しました。
今後は、試験結果をもとにスマート農機を活用した栽培体系として取りまとめていく予定です。

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(生産基盤研究部 生産システム研究室 上席専門研究員 長嶺 達也)
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