盛岡市外山で放牧始めました‼~牛馬の寄託放牧事業のご紹介
外山畜産研究室では、生産者の労働負担の軽減や飼料費の低減を目的として、牛馬を預かる寄託放牧事業を行っています。令和7年は平年より気温が低く、牧草の生育が心配されましたが、概ね順調に推移したため、予定通り馬は5月13日、牛は5月20日に開牧となりました。
馬は開牧時に5戸の生産者から成馬4頭、子馬2頭、明け2歳馬3頭をお預かりしましたが、今後、追加の入牧が見込まれており、合計13頭になる予定です。これらの馬は、6月14日開催の「チャグチャグ馬コ」に参加するため、一時退牧しますが、10月中旬の閉牧まで事故が発生しないよう、毎日の放牧看視を行っていきます。
また、牛は4戸の生産者から親29頭、子27頭をお預かりしました。冬の間、舎飼いされていたため、放牧地に到着すると嬉しそうに急ぎ足で山を登っていきました。今後、分娩を終えた雌牛とその子牛が順次入牧する予定です。預かった子牛が大きく育ち、秋の短角牛市場において高値で取引されるよう、日々の管理を行っていきます。

(令和7年5月15日撮影)

(令和7年5月20日撮影)
(畜産研究所 外山畜産研究室 主査専門研究員 米澤 智恵美)
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