ももの「ジョイントV字樹形」のジョイントを行いました
果樹研究室では、地球温暖化に対応した新たな品目としてももに着目し、令和5年度から「ジョイントV字樹形」の栽培試験に取り組みました。「ジョイントV字樹形」は、日本なしを中心に広く普及している樹形で、樹を通常よりも狭く植栽し、樹と樹をジョイント(接ぎ木)することで、早期からの収量確保や作業性の向上などにつながる栽培方法です。
今回は、令和5~6年度に育成した苗について、5月1日にジョイントを行いました。今年度はつないだ樹を育成する段階ですが、来年度からは本格的に果実を収穫できる見込みとなっており、収量や果実品質、作業性などを調査する予定です。
また、令和5年度に研究成果「岩手県での栽培に適する生食用もも品種を選定しました」を公表しており、引き続き、本県でのももの栽培に役立つ研究を続けていきます。

(令和7年5月1日)

(令和7年5月14日)
(園芸技術研究部 果樹研究室 主任専門研究員 三田村 諭)
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